ごあいさつ

大会実行委員長 上田 敏丈


 第13回日本質的心理学会大会は、名古屋市立大学で開催いたします。
 質的研究において「語り(ナラティブ)」は、重要な位置を占めているかと思います。この「ナラティブ」を広めた立役者の1人として、本学の野村直樹先生がいらっしゃいます。野村先生は、2016年3月をもちまして退職なされますが、常に最先端の研究をなさっており、本大会においても、野村先生に基調講演をお願いし、新しい知見についてお話戴く予定としております。また、次の世代へ知見を伝えていくという意味を含めまして、本大会のテーマを「語り継ぐ」としました。
 名古屋市は、日本の真ん中に位置するため、東西南北どちらからでも参加しやすいのではないかと思います。名古屋市は1610年に徳川家康が清洲から町ごとこの地に移した「清洲越し」を境に町としての歴史がはじまり、同年に立てられた名古屋城は、現在、復元工事中ですが、その一部が公開されております。また、最近では、ひつまぶし、みそかつ、手羽先、ういろうなど、特徴ある郷土料理「なごやめし」が注目を浴びており、学会に来た際にぜひお楽しみ頂ければと思います。
 名古屋市立大学は、医学、薬学、看護、経済、芸術工学、人文社会学部の6学部で構成され、日本の公立大学中で医・薬・看があるのは本学のみであり、総合公立大学として研究・教育を行っております。また、大会会場は、複数ある本学のキャンパスでも、駅から徒歩30秒の川澄キャンパスを使用いたします。
 本大会でも、人文社会学部と看護学部の教員を中心に準備委員会を設立し、名古屋独自の特色を盛り込んだ企画を考え、学会を盛り上げていきたいと思います。
 みなさま、ぜひ、名古屋へお越し下さい。


大会実行委員


  大会実行委員長 人間文化研究科 准教授 上田敏丈 
  大会事務局長  看護学部    教授  北川眞理子

  実行委員    看護学部    教授  門間晶子  
          看護学部    准教授 寺口顕子 
          看護学部    助教  星貴江    
          桜花学園大学 保育学部 准教授 勝浦眞仁 
                           准教授 上村晶  
          東海学院大学 短期大学部 講師 二橋香代子
          名古屋柳城短期大学    講師 山本聡子 
          人間環境大学 看護学部 准教授 杉下佳文
             〃         講師 藏本直子
                〃           助教 星貴江
          あいち小児保健医療総合センター 大島優