カリキュラムの特色

人間科学科のカリキュラムは、心理学、教育学、社会学・社会福祉学をベースとして、人間の心や行動の科学、さらに社会的関係の中での育ちやコミュニケーションの問題などを広く学ぶことができるように準備されています。カリキュラム

心理学関係の授業においては、実験やデータ分析の技法習得を重視しつつ、発達心理学、社会心理学、臨床心理学など、多様な心理学講義を開講しています。

教育学関係の授業は、保育・幼児教育から学校教育、そして大人の学びまでを含み、今求められている教育のあり方と専門的教授法について学ぶカリキュラムを備えています。

社会学・社会福祉学関係の授業では、現代的家族や福祉社会の姿を捉えつつ、障害をもつ人や社会的援助を必要とする人々への具体的支援のあり方について実践的に学ぶことができます。

これらの授業を柔軟に組み合わせて受講することにより、「人間とは何か」「人間の幸福とは何か」という問題を幅広い視野から考察する論理的思考力を養うとともに、人々の育ちや援助に関わる各種資格・免許と結びついた実践的能力の獲得を目指します。

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