Antes tarde do que nunca.

物事を始めるのに、遅すぎることはない。

ポルトガル語について

みなさん、ポルトガル語と聞くと、いったい何を連想しますか。日本史の時間に学習したポルトガル語起源の日本語「カルタ」、「カッパ」、「カステラ」、「ボタン」、「タバコ」・・・を思い出した人も多いのではないでしょうか。しかしながら、「ポルトガル語」との接点は何も歴史の教科書の中だけではありません。ポルトガル語を公用語とする国はアンゴラ、ブラジル、カーボヴェルデ、ギニアビサウ、モザンビーク、ポルトガル、サントメ・プリンシペ、東ティモール、赤道ギニアの9か国であり、話者数は第8位、およそ2億3千万人といわれています。実は、日本においてもよく耳にする外国語の一つであり、特に、ブラジル人が多く暮らすここ愛知県においては、最も身近な外国語といえるでしょう。いまもあなたの隣で話されているかもしれません。Obrigado/a(オブリガード/オブリガーダ:ありがとう)ということばを聞いたことがある人も多いでしょう。もちろん、ポルトガル語には日本語にみられない文法事項もありますが、ローマ字読みが可能な単語が多かったり、日本語母語話者にとって発音が容易であるといった特徴があります。また、ポルトガル語の響きは、それはそれは美しく、まるでメロディーを奏でているかのようです。ポルトガル語について、少しはイメージがわきましたか?

心を通わすためにことばを学ぶ

愛知県に暮らす外国人の数は23万人を超え、これは東京都に次いで日本で2番目に多い数です。中でも、ブラジル人の数が最も多く、その数はおよそ5万3千人です。こうしたブラジル人をはじめとする外国人が日本で生活する中で、ことばの問題に直面することは少なくありません。例えば、病院に行ったとき、自分の体の不調を的確に日本語で説明するのは至難の業です。また、医師の質問や説明を日本語で理解するにも、体調不良とあいまって、極めて難しいことといえるでしょう。また、子どもたちの場合、突然、ことばも文化も異なる国の学校に通うことになったら、どれほど心細いことか、想像してみましょう。そんなとき、Melhoras!(メリョーラス:お大事に)、Bom dia!(ボン・ヂーア:おはよう)など、たとえ、たった一言でも、身の回りに自分の母語を知る人がいれば、どれほど安心できるかわかりません。海の向こうのブラジル、ポルトガルといったポルトガル語圏の国々に興味・関心を抱くことももちろん大切なことです。しかしながら、みなさんには国内にも目を向け、地域に暮らすポルトガル語母語話者の存在に気づいて欲しい、そして、ポルトガル語で彼らの心の支えになって欲しいと思います。試験のためではなく、人と心を通わすためのポルトガル語学習をさあ始めましょう!

授業案内

「ポルトガル語入門」(前期)