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主な研究分野
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専門は「英語教育学」ですが、名古屋大学教育学部で「外国語教育の本質」と題する卒業論文を書いて以来、私の興味・関心は、もっぱら英語の学習法や教授法に向けられてきました。「理論よりも実践を」というのが信条で、英語教育に関する自分の主義・主張を授業の中で具体的に実現することが、私にとっての最大の課題です。
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代表的業績 |
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著書に『英語教育の理論と授業の構想』(福村出版)、『実践英語教育体系』(共著:開隆堂出版)、『誤文心理と文法指導』(共著:大修館書店)、『英語学用語辞典』(共著:三省堂)、"Communicability
and Its Relevance in EFL Writing Classes"(共著:JACET中部支部))、『ここまで通じる日本人英語−新しいライティングのすすめ』(編著:大修館書店)など。
論文に「プラット研究と英語教育への適用」、「大学における英語の授業改造」、「ニュージーランドにおける語学留学の実態−クライストチャーチの場合−」、「英語学習の過去・現在・未来−人間科学科学生の実像−」、「新しい英語カリキュラムの展開(1)−ライティングにおける誤文指導−」、「新しい英語カリキュラムの展開(2)−教養英語の完成に向けて−」、「SRA
を利用した多読の授業」など。
また、英語教育の専門誌に、「入試は授業のあり方をゆがめるか」、「生徒の学習意欲を高める授業づくり」、「日本人の誤りやすい表現・語法」、「ここまでなら許される生徒の文法的誤り−ライティング−」、「日記をつける−ライティングの授業で」などの記事を執筆しました。
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学会および社会における活動 |
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中部地区英語教育学会、全国語学教育学会(JALT)および大学英語教育学会(JACET)に所属して、研究の交流と成果の発表を行っています。
また、社会人や英語教員を対象に、次のような講演を行いました。「英語教育の常識・非常識」(名古屋短期大学公開講座)、「高校英語教育の課題−授業改造の視点と具体的方策−」(名古屋市立高等学校「英語」研修会)、「GDMと私の授業づくり」(GDM英語教授法研究会:関西支部公開講演会)、「中学生を子どもに持つ親のための英語講座−中学英語とのつきあい方−」(名古屋市立保育短期大学市民公開講座)、"Communicability
and Hints for Writing Activities"(愛知県教育委員会:英語教員のコミュニケーション能力の向上のための研修)
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個人的プロフィール |
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名古屋大学教育学部教育学科卒業。オーストラリア・シドニー大学文学部大学院(英語科教育専攻)留学。名古屋大学を卒業後すぐに教職に就き、名古屋市立瑞穂が丘中学校、名古屋大学教育学部附属中・高等学校、名古屋短期大学(英語科)、名古屋市立保育短期大学を経て、本学に赴任しました。名古屋市内の下町で生まれ、育ち、現在も同じ所に家族とともに住んでいます。名古屋市立白金小学校からはじめて、中・高・大と通った各学校、そして英語教師となってからの職場にはすべて「名古屋」の名称がついています。生まれた土地を離れて生活したのは、シドニー大学で勉強した1年とニュージーランドで研究に従事した3カ月だけですから、「生粋の名古屋人」と言えるのではないかと思っています。英語で話をする機会があると、"I
am a genuine Nagoyan." などと自己紹介しています。
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